粘土を板状にして成形するたたら成形は土練が必要となります。
土には気泡が含まれていることがあり、そのまま使うと素焼き時に破裂してしまいます。そのため気泡を抜くために土練を行いますが、土練りはかなり熟練を必要とします。荒練、そして菊練──この菊練をマスターするにはかなり時間がかかります。
そして、菊練をした土を練り戻し四角い形に整えて、たたら板を重ねた間に入れ 同じ厚さになるように針金で粘土を切っていきます。これをタタラといいます。
これが結構難しい。厚さが左右、上下で不揃いだったり、波うったり。
作品づくりはこれからなのに、なんとかタタラを短時間に美しく作る方法はないものか。
そんな要請から、「TATARA」は生まれました。
平成12年の第1号機開発から、既に多くの陶芸作家様、陶芸教室様、福祉施設様などに納入させていただいております。
その全てが一度の故障もなく、真っ黒になってご愛用いただいております。
比較的単純な構造ですが、そうであるが故に注ぎ込まれたノウハウは数しれず。一見するとただのピアノ線に見えるカッター線もその一つ。たわまず、波打たず、すっと粘土が切れます。カッターの上下動にも秘密があります。カッター上下ハンドルを1回転すると約1mmカッターが上下しますが、左右揃って動かないと切れ目が斜めになり、タタラの厚さが均一になりません。TATARAはそのずれが最小限に抑えられています。
ぜひ一度お試しくださいませ。